中高年のためのお役立ちブログです。サバイバルのノウハウを体験型で記していきます。

シニアが特別定額給付金(一律10万円)をオンラインで申請してみた マイナンバーカードが必要

注記:2020年9月末までに特別定額給付金の受付は終了しました

5月1日から特別定額給付金(一律10万円給付金)の申請が始まりました。コロナ対策の国の補正予算成立に伴うものです。実務は市区町村が担当しています。都道府県ではありません。

その目的は、コロナ感染症の拡大で、失業や休業など国民にダメージが生じているので、少しでもこれでしのいでほしい、というところでしょう。

申請方法は次の2種類です。

  • オンライン申請
  • 郵送による申請

比較的人口の多い自治体では5月中旬現在、給付金の申請書類が各戸に届いていないと思います。一方で、前倒しのオンライン申請はハイペースで受け付けが進んでいるようです。

なお、オンライン申請が始まっている自治体はこちらです。お住まいの市区町村で、オンライン申請が始まっているかどうかを確認できます。

ここでは、郵送ではなく、オンライン申請の手続きをシニア世代にもわかりやすく紹介します。mokuが体験をしながら、解説をしていきます。すでにマイナンバーカードを取得している方が対象です。持っていなかったら、このページは閉じてください。むだになります。

また、一点だけ注意喚起を!

給付金詐欺がはやっています。

申請代行すると持ちかけて、その成功報酬として給付金の一部をピンハネする手口が王道です。

また、パソコン操作に疎いシニア世代は、オンライン申請は敷居が高いかもしれません。一方、郵送申請は、市区町村から届く申請書に口座番号などを書き込んで、返送するだけですので、あえて、つまずきやすいオンライン申請はやめておいたほうが無難かと思います

まずは総務省HPから

さて、サーチエンジンの検索窓で「給付金」と入力しましょう。2020年5月現在、検索トップに総務省HPが表示されると思います。ちなみにリンク先はここです。

総務省HPの給付金申請リンク

給付金というとても抽象的なワードで、総務省のHPがトップというのは、いかに特別定額給付金(一律10万円給付金)の国民の関心が高いことがうかがえます。

コロナ感染症に伴う給付金や助成金といっても、所管省庁があります。

  • 特別定額給付金→総務省
  • 持続化給付金→経済産業省・中小企業庁
  • 雇用調整助成金→厚生労働省

と分かれます。繰り返しますが、10万円給付金の所感は総務省です。総務所管というのは、国民全般に等しくかかわることというイメージでしょうか。

特別定額給付金の申請は、ここから入ります。。画面をクリックしても飛べます。

「給付金」で検索すると、トップ表示される総務省のHP

次が、特別定額給付金のトップページです。うさちゃんが身分証明になるマイナンバーカードらしきものと、スマホを持っています。マイナンバーPRキャラクター「マイナちゃん」だそうです。

ほほえましいですが、生活に窮してそれどころではない方がたくさんいると思います。

では、下の画像をクリックするとオンライン申請の特設ページに入ります。

特別定額給付金の特設ページ

必ずオンライン申請の事前準備をしよう

まず、申請に入る前に事前準備が必要になります。ここをクリアしておけば、申請がとても楽になります。逆に事前準備をしないと、途中でひっかかって、先に進まないことも考えられます。

面倒ですが、やっておきましょう。

マイナンバーカードは必須

繰り返しますが、オンライン申請の絶対条件は……

マイナンバーカードを持っている★世帯主★だけです。世帯主が家族分まとめて申請し、世帯主の銀行口座に給付金が振り込まれるという流れです。

世帯主以外の家族のマイナンバーカードは不要です。家族の名前だけが必要となります。

シニア世代のmokuは昨春に国税の電子申告(e-Tax)を使うため、マイナンバーカードを取得しています。通常マイナンバーカードの取得には1カ月かかりますが、取得申請が激増しているようで、これから取得しようとすると、かなりの時間を要するかもしれません。

ICカードリーダーも用意

また、マイナンバーカードを読み込むためのICカードリーダーも必要です。このようなパソコンとUSB接続する機器です。マイナンバーカードに対応しているかどうか、必ず確認してから購入しましょう。

ICカードリーダー

mokuはこれ使っています。2019年1月に買いました。一番安かったと記憶していますが、機能的には問題はありません。注意点はカードの裏側を上にして差し込むといったことでしょうか。

マイナンバーカードでオンライン申請するためにはICカードリーダーが必要

アマゾンの商品ページ

ただ、現在は価格が高いですね。価格推移を見ると、4月半ばごろに、一挙に高騰したようです。給付金や税申告のオンライン申請で、需要がオーバーシュートしているようです。マスクやNintendo Switchのようなものです。

こういう場合は、amazon直販の在庫が復活すれば2000円程度に下がるので、それまで待つか、他のネットショップで探すか、もしかしたら家電量販店には安くあるかもしれません。

ただ、背に腹は、ということでポチしても、新品なら品質に問題はないかと思います。

マイナポータルAPの取得

事前準備のうち、ここが一番のネックで、最重要ではないでしょうか。マイナポータルを使うためのアプリケーションのインストールです。マイナポータルを初めて使う方は必要になります。mokuもそうでした。シニア世代がオンライン申請をするための一つの壁になります。

自分の使っているブラウザを選びます。

マイナポータルAPをインストールするためには、自分の使っているブラウザを選びます。mokuはWindows10でchromeを使っています。ほかのブラウザでも手順は同じかと思います。

アプリをダウンロードしましょう。

ここでは、ダウンロード先をデスクトップにしました。そのままだと、デフォルトのダウンロードフォルダーに入るかもしれません。いきなり、実行してもかまいません。

アイコンがデスクトップにできたので、これをダブルクリックして実行します。「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか」などと聞かれたら、どんどんOKします。

しばらくするとインストールが終わります。

chromeのウェブストアに飛ぶのに、追加をポチです。マイナポータルAPというのは、ブラウザの拡張機能なんですね。拡張機能というのはそれぞれのブラウザが便利になるよう、いろいろな機能を任意で増やす仕組みです。アドオンとかいいますね。

 

以上の手順は公式HPにもていねいに書かれています。分からなかったら、よく読んで確認しながらトライしてみてください。そんなに難しいインストールではありません。

Google Chrome用マイナポータルAPのインストール手順

そして、最後に必ず、ブラウザを立ち上げ直すか、パソコンを再起動してください。そうすれば、マイナポータルAPが使えるようになるようです。

マイナポータルでオンライン申請スタート

では、ここからマイナポータルに入ってみましょう。

ここからマイナポータルに入ります

マイナポータルはマイナンバーカードを持っていると行政手続きが便利になるサイトのようです。初めてマイナポータルを使う方も多いかと思います。mokuもそうです。

ここから、児童手当の申請などもオンラインでできるようです。今回の一律給付金のオンライン申請でもダウントラブルがないということは、強力なサーバー環境だと思われます。SHARPの謹製マスクの販売サイトが一挙にパンクしたのと格が違うようです。

 

パソコンの動作環境を調べます。ブラウザのバージョンによっては、はねられるかもしれません。

すでにマイナポータルAPがインストールされているので、以下の画面になるはずです。

もし、次のような表示だったら、マイナポータルAPがインストールされていません。やり直してください。

初めてマイナポータルを使おうとするとこの警告が出る

自分が住んでいる市区町村を入力

マイナポータルの下に住所地を求められます。郵便番号が便利なので、入力してみてください。都道府県と市区町村が自動入力されます。

特別定額給付金にポチをして申請ボタンを押します

申請方法の確認の画面になります。ポチしてどんどん進んでいきましょう。

 

おなじみの画面になるので、下の三つにポチして、「次へすすむ」

連作先のメールアドレスを登録すると、折り返し返信メールが届きます。

メールアドレスと電話番号を入力して、次へ進みます。

すると、こういうメールが届きます。

どんどん入力していきます。ここで、ICカードリーダーにセットされたマイナンバーカードの情報を取り込みます。名前、住所などの入力の手間がはぶけます。

ICカードリーダーにマイナンバーカードがセットされているか確認してください。

暗証番号4桁の入力を求められます。

これで、マイナンバーカードの情報が画面に反映されます。家族の名前や口座番号をどんどん入力していきましょう。

家族の名前や口座番号を入力

名前の入力では、名字と名前の間に空白を入れました。

給付対象となる世帯主を含む家族の名前を記入していきますが、給付が不要という家族は記入しなければいいいだけです。世帯3人中1人給付ということもできます。振込先の世帯主が給付を断ることもできます。

申請情報の入力画面。赤い部分は必須

下の方には銀行口座の入力画面があります。支店名と支店番号が必要になるので、調べておきましょう。通帳に書いてあります。

合計金額は入力しなくてかまいません。自動計算してくれます

次へすすむと、確認画面です。給付金の総額が自動計算されていますね。必須事項を入力してないと、エラーが表示されるかと思います。誤りがあったら、前の画面に戻って、やり直してください。

確認画面を見ると、給付金の総額が自動計算されている、

通帳の写し(イメージ)をアップ

次に振込先の通帳の写しを登録します。紙の通帳なら、写メでかまいません。JPG、PDF、PNGなど画像フォーマットはかなり融通がききます。Wordにペタッとはって、文書ファイルをアップしてもよさそうです。なお、ネットバンクの通帳の写しは以下の投稿を参考にしてください。

持続化給付金 ネット銀行の通帳の写しの取り方 電子通帳のコピー 三菱UFJ銀行

登録書類のアップ画面

これで、通帳イメージがアップされましたね。

通帳ほイメージをアップした後の画面です

ちなみに今回アップしたのはこのような通帳の写し(オンライン銀行)です。印刷からPDFとして出力しました。

アナログっぽい通帳の画面

署名用電子証明書のパスワートは慎重に

次に電子署名を付与する画面になります(スクショし忘れました)。ここで、聞かれるのは「署名用電子証明書」の暗証番号です。

4桁の番号ではありません。マイナンバーカードをもらったときに設定した最大16字(英数字)の暗証番号(パスワード)のことです。

カードに署名用電子証明書が搭載されていなかった方は暗証番号の設定がありません。また、搭載していても5回間違えるとロックがかかり、市区町村で解除してもらうしかありません。

慎重に入力しましょう。

この辺は紛らわしいので、注意ください。マイナンバーカードの暗証番号(パスワード)は次の2種類があります。

  • 署名用電子証明書の暗証番号=6桁~16桁の英数字
  • 利用者証明用電子証明書の暗証番号=4桁の数字

カードを作ったときに署名用電子証明書を入れなかったり、パスワードを忘れてしまったり、入力間違いでロックがかかってしまったり……。マイナンバーカードをめぐる市区町村窓口の混乱はこのあたりにあるようです。

なぜ、暗証番号がこんなに紛らわしいのでしょうか。

申請控えをダウンロードすることもできます。

登録アドレスにはこんなんメールが届きます。控えのファイルが添付されています。

申請終了。メールには申請書の控えが添付されている

これが給付金申請の最終形

メールに添付されているのはZIPファイルですが、解凍するとPDFなどが含まれています。その一枚がこの控えです。受理はまだですが、申請書は提出したという証明になります。

メールに添付されたZIPファイルを開くと、申請書の写しが表示される

あとは給付されるのを待つだけ

これで、オンライン申請の手続きは終わりです。自分でやっていた感想としては、マイナポータルAPのインストールと通帳のイメージアップあたりが、シニア世代にとってはネックになりそう。

また、オンライン申請にはマイナンバーカードが必須ですが、世帯主以外は不要です。家族のマイナンバーを聞かれることもありません。住民基本台帳では、家族は世帯主にひも付いているので、当然と言えば当然です。

数日後にメールで受領連絡が届きます。これは、お住まいの市区町村が、ここまでに入力したデータを引っ張り、給付の手続きに入ったことを意味します。

自治体が受け付けたことを知らせるメール

何日かすると、市区町村から給付金が振り込まれます。

3人分を申請したので、計300,000万円が世帯主の口座に振り込まれます

これで、すべての申請→振込は完結しました。

さて、オンライン申請だと当初、給付が早まるというふれこみでしたが、市区町村には問い合わせが殺到し、混乱しています。記入間違いや不備も多いそうです。郵送の方が早いという声も聞かれ、いずれにせよ、オンラインだからスピーディーに給付とはいかないようです。

また、今回初めて使ったマイナポータルと、給付のベースとなる市区町村の住民基本台帳がひも付いていません。このため、市区町村側でアナログ(目視)で照合するという二度手間が生じています。

必ず給付を受けよう

一律10万円給付は国民全員が対象です。

支給を受けないこともできますが、それは国に使途を委ねることです。財務省に任せることです。

家計に余裕があって、国を心底信頼しているなら、そうすればいいと思います。ただ、少しでも税金の使われ方に疑問があるようだったら、とりあえず給付を受け、慈善団体や福祉事業団に寄付をするなど後から自分で使い道を決めればいいかと思います。さまざまなクラウドファンディングもあります。

現況は、消費を回復しないと日本経済は立ちゆきません。余計なお世話ですが、家族みんなで食事にぜいたくしたり、これまで買えなかったちょっと高価なもの(白物家電など)を買うなどしてもいいかと思います。ただ、失業や休業で、給付金は日常の生活費としてあっという間に溶けてしまう、そんな家庭も多いかと思います。

とにかく、消費の落ち込みに歯止めをかけなければ、その先には大不況が待っています。中小の企業やお店を救うためにも、お金を回していかなければなりません。

シニア世代を含めて将来の不安は尽きませんが、アカンと思うのは貯金してしまうことです。

※ご注意:筆者が実際に申請をした手順を紹介しました。参考にすることはかまいませんが、申請や給付で生じるメリットやデメリットに対する責任は負えません。ご自身の判断と責任において、ご対応ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です